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画像:小蓋宮の大ケヤキ(幹と並ぶ)

画像:小蓋宮の大ケヤキ(根元の投光器)
 根元に設置された投光器
名称 小蓋宮の大ケヤキ
    (こぶたのみやのおおけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 9.0m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 茨城県古河市東3丁目
 
〃 3次メッシュコード 5439−25−37
 〃 緯度・経度 北緯36度11分45.5秒
           東経139度42分48.2秒
古河市指定天然記念物(1974年5月23日指定)
撮影年月日 2005年7月23日

注1)1976年2月に古河市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版T」による。ただし目通りについては、案内板の7.3mの方が近そうだ
注3)案内板による





 JR古河駅の東500mほど、古河簡易裁判所駐車場の隣に立つ。背が高く、立派な樹冠は、少し離れてもよく見えるので、古河市民のよく知るケヤキだと思われる。
 小蓋宮とは変わった名だが、案内板の説明を見て理解できた。
 このあたりの農業は、畑作が中心である。その作物が、しばしば雹(ひょう)の被害にあったらしい。小蓋宮は、名のごとく、畑に蓋をして、作物を雹から守ってくれる神として信仰された。そこで、畑地の中心にあたるこの地に社を祀り、目印としてケヤキを植えたそうである。
 そのケヤキが、現在の大ケヤキだという。
 周囲はすっかり変わって、市街の中心部となり、畑地の中心だった昔の面影を探すのは困難である。
 古河市民は、人の営みの変遷をじっと眺めてきたケヤキに強い愛着を持っているのだろう。根元には数基の投光器が設置されていた。夜ともなれば、ライトアップされた姿が、屋根の向こうに浮かび上がるのだろうか。
 
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