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名称 銀杏ヶ丘公園のイチョウ
(いちょうがおかこうえんのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 325年(2009年現在)
所在地の地名 青森県つがる市木造千代町(注2)
〃 3次メッシュコード 6140−13−61
〃 緯度・経度 北緯40度48分34.0秒
東経140度23分15.0秒
つがる市指定天然記念物(1985年4月4日指定)
撮影年月日 2009年8月22日
注1)環境庁編「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)2005年2月11日、西津軽郡内の1町4村が合併して「つがる市」誕生。旧行政区は西津軽郡木造町
旧木造町中心部に、芝生を中心とした銀杏ヶ丘公園がある。ここは藩政時代の木造御仮屋跡で、公園内に立つイチョウは,貞享元年(1684)10月の御仮屋落成の際、津軽4代藩主信政が自ら鍬を持って植えたと伝えられている。
樹齢300年を経て、水揚げが悪くなり、頂部には枯枝が目立つようになった。さすがに若い個体のような元気はないが、樹勢は悪くなさそうだ。
ところで、イチョウの隣には上原賢六碑がある。
同氏は、石原裕次郎の「赤いハンカチ」や「錆びたナイフ」の作曲者で、大正13年(1924)6月に木造町で生まれた。没後、氏の功績を顕彰するため、クラブ設立35周年記念事業として木造町ライオンズクラブが建立したものである。
なお、実兄の上原げんと氏も作曲家で、「港町十三番地」や「東京のバスガール」など、年配の方々には懐かしい思い出もおありのことだろう。
上原氏は、イチョウとも銀杏ヶ丘公園とも直接の関係はなさそうだ。顕彰碑をイチョウの隣に建てたのは、イチョウと上原さんのどちらも、旧木造町民の誇りだということなのだと思われる。 |
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