|
|
|
名称 清水観音の大モミ
(きよみずかんのんのおおもみ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 モミ
樹高 38m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 350〜400年(注3)
所在地の地名 福島県福島市町庭坂(まちにわさか)字上清水(かみきよみず)
〃 3次メッシュコード 5640−52−29
〃 緯度・経度 北緯37度46分30.7秒
東経140度21分39.1秒
福島市指定天然記念物(1970年10月3日指定)
撮影年月日 2020年8月5日
注1)福島市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2016年報告値)による
注3)上記案内板による
JR奥羽本線庭坂駅から西方(やや北)約2.6kmの高台に、信達(しんたつ)三十三観音霊場第8番札所の清水観音がある。
案内板によれば、本尊の千手観音は京都の清水寺の観音様と同木で行基作、徳一が開眼、征夷大将軍坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)の守り本尊だったという。有名人オン・パレードである。
参道が見事。石段の幅はそれほどでもないが、参道自体はとても広い。そしてその両側には立派な杉並木。今のところは最大でもまだ幹囲3m前後だが、このまま元気でいてくれれば、100年後、200年後には素晴らしい並木になっていることだろう。(突き当たりの変形鐘楼門の先には、目分量で5m弱の大杉が1本)
天然記念物の大モミは、この杉並木の手前。向かって右。さすがに大きい。
福島県会津地方には全国でも有数なモミ巨木が数本存在するが、会津を除く中通り・浜通りでは、このモミが最も大きいのではないかと思われる。 |
|