ページタイトル:清水のヒヨクヒバ ロゴ:人里の巨木たち

画像:清水のヒヨクヒバ(幹と並ぶ) 名称 清水のヒヨクヒバ (きよみずのひよくひば)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 サワラ
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 4.6m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県潮来市清水(注3)
 〃 3次メッシュコード 5340−74−81
 〃 緯度・経度 北緯35度59分14.3秒
           東経140度31分12.0秒
潮来市指定天然記念物(1975年2月25日指定)
撮影年月日 2015年5月17日

注1)1993年3月1日に旧牛堀町教育委員会が設置。なお、潮来市の公式HP中、「国・県・市指定文化財一覧」における名称は「清水ヒヨクヒバ」となっており、「の」がない
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)2001年4月1日、行方郡内の2町が合併して潮来市誕生。旧行政区は行方郡牛堀町





 旧牛堀町清水に鎮座する三熊神社(みくまじんじゃ)境内の端に、このヒヨクヒバが立っている。
 1991年刊行の「日本の巨樹・巨木林」におけるデータは、樹高10m、幹囲456cm。一方で、環境省巨樹データベースでは、2009年調査値として、樹高10m、幹囲550cmとされている。二つのデータには20年近くの開きがあるものの、その間に1mもの幹囲増加があるとは考えられない。どちらかが誤っていると思われる。
 巨木ファンとしては、大きいデータの方に期待して出かけたのだが、実態は5mに届きそうになかった。(実測したわけでなく、目分量での話だが) それで、ここでは旧データの方を紹介することにした。
 大きさについては残念だったが、樹形は美しく、気品がある。その姿からは、実際の大きさ以上の風格と威厳が感じられるように思う。
 ヒヨクヒバ名木の1本であることに異存は無い。
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