ページタイトル:清見ヶ丘のカシワ 当サイトのシンボルマーク

画像:清見ヶ丘のカシワ(幹と並ぶ) 名称 清見ヶ丘のカシワ (きよみがおかのかしわ)
名称の典拠 「2018 北海道の巨樹・名木150選」(注1)
樹種 カシワ
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注3)
推定樹齢 330年以上(注2)
所在地の地名 北海道中川郡池田町清見ヶ丘
 〃 3次メッシュコード 6443−33−16
 〃 緯度・経度 北緯42度55分41.3秒
           東経143度27分23.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年6月12日

注1)今田秀樹著。2018年11月22日刊行
注2)上記「2018 北海道の巨樹・名木150選」による
注3)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測





 池田町役場の東方段丘上に清見ヶ丘公園がある。
 十勝毎日新聞社「21世紀十勝の名木100選」によると、昭和16年(1941)に『旧・池田農場が清見一帯を開放したときに記念公園として、14haの面積を残したもの』だそうで、野球場やパークゴルフ場、自由広場等から成る町民公園となっている。
 公園の一部に明るい森が残されており、左図のカシワはその中の1本。単幹ですっくと立ち、5m超えの幹囲を持つ大カシワだ。
 残念ながら、枝折れが多く、痛々しい姿になってしまった。近年の台風による被害だろうか?
 清見ヶ丘には、このほか幹囲4.7mの個体をはじめ、森からパークゴルフ場にかけて、カシワ巨木が多数見られる。ここは、もともとカシワの自生林だったようだ。
 本州ならば天然記念物であってもおかしくないようなカシワ巨木が無造作に林立する風景は、さすが北海道ならではと思われる。(上記「十勝の名木」によれば、カシワとミズナラとの雑種が多いそうだ)
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