ページタイトル:切立白山神社の大杉 当サイトのシンボル

画像:切立白山神社の大杉(幹と並ぶ) 名称 切立白山神社の大杉
    (きったてはくさんじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 5.7m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 岐阜県郡上市高鷲町切立(注3)
 〃 3次メッシュコード 5336−77−10
 〃 緯度・経度 北緯35度55分56.7秒
           東経136度52分29.3秒
郡上市指定天然記念物(2003年12月11日指定)
撮影年月日 2011年6月4日

注1)旧高鷲村教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)2004年3月1日、郡上郡内の3町4村が合併して郡上市誕生。旧行政区は郡上郡高鷲村





 東海北陸道高鷲インターチェンジの南西700mほど、切立集落内の山裾に白山神社が鎮座している。
 境内に、幹囲が3mを超えて、いわゆる「巨樹」の仲間入りをしたスギが3本。いずれも、平成15年に高鷲村文化財(天然記念物)に指定された。
 そのうちの最大木がこれ。社殿の左手(向かって右横)に立っている。
 境内を整備する際に切られたか、根の一部を失い、私が立っている辺りには大きな空洞ができて、現在は人工物を充填して空洞を塞いでいる。
 しかし、樹勢は悪くない。大きく広げた横枝は厚みのある樹冠を支えている。他の2本は、正直、これよりかなり見劣りする。樹齢も異なるのではなかろうか。この大杉には、明らかに境内の首領としての威厳が認められる。
 せっかく天然記念物指定も受けたのだから、末永く頭領の地位を守って欲しいものである。
 
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