ページタイトル:天満宮のオオバボダイジュ 当サイトのシンボルマーク

画像:天満宮のオオバボダイジュ(幹と並ぶ) 名称 天満宮のオオバボダイジュ
    (てんまんぐうのおおばぼだいじゅ)
名称の典拠 「八戸の樹木めぐり(改訂版)」(注1)
樹種 オオバボダイジュ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 12.3m(注2)…これは個々の幹についてそれぞれ測った幹囲の合算値。全体の株回りは7mくらいだろうか
推定樹齢 600年(注2)
所在地の地名 青森県八戸市鮫町字狐平(きつねたい)
 〃 3次メッシュコード 6041−54−99
 〃 緯度・経度 北緯40度29分50.3秒
           東経141度37分09.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年7月24日

注1)書籍として刊行されたが、現在は入手不可。ただし八戸市公式ウェブサイトから内容を閲覧できる
注2)上記「八戸の樹木めぐり(改訂版)」による





 JR八戸線大久喜(おおくき)駅の北西約400m、JR線より山側を走る生活道路沿いに天満宮が鎮座する。(地理院地図に神社マークあり)
 朱塗りの社殿の手前、向かって左側にオオバボダイジュが立つ。
 2株が合体したのでないかと思われるオオバボダイジュで、それぞれが複数幹を持つ株立ちである。従って一本一本の幹の太さは大したことがないが、全体としてのボリューム感はなかなかのもの。
 ボダイジュ(菩提樹)は、釈迦がその下で悟りを開いたとされる木だ(注3)。寺院に植えられることが多いが、ここは神社境内である。神仏習合時代にそんなことを気にせず植えられたのか、それとも、もとから自生していたのだろうか。(オオバボダイジュは日本に自生する)

注3)実を言うと、釈迦が瞑想したとされる菩提樹(インドボダイジュ)はクワ科イチジク属の木で、「絞め殺しの木」アコウの近縁種。日本でそう呼ばれるシナノキ科のボダイジュとは全く別種。因みに、シューベルト作曲「冬の旅」中の一曲「菩提樹(リンデンバウム)」はシナノキ科である
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