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名称 殿屋敷のシダレイチョウ (とのやしきのしだれいちょう) 名称の典拠 「長野県の文化財」(注1) 樹種 イチョウ 樹高 20m(注2) 目通り幹囲 3.2m(注2) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 長野県長野市豊野町石(注3) 〃 3次メッシュコード 5538−02−40 〃 緯度・経度 北緯36度42分29.6秒 東経138度15分38.4秒 豊野町指定天然記念物(1990年1月26日指定)(注3) 撮影年月日 2002年10月13日 注1)八十二文化財団のホームページ 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による 注3)2005年1月1日、長野市に編入。旧行政区は上水内郡豊野町 「殿屋敷」の由来については、平成元年(1989)に豊野町教育委員会が設置した案内板に概略が記されていた。 鎌倉時代、このあたりに大倉城の支城として石村城が築かれたという。その後、幾星霜も経て、戦国時代の城主下村靱負は、天文元年(1532)に長秀院を開基し、隣接するこの場所に屋敷を構えた。それゆえ人々はここを殿屋敷と呼んだ、というのである。 土地の現在の所有者は下村姓ではないが、とにかく「殿屋敷」の地名は残った。 イチョウは敷地の入口に立っている。太さはまだ物足りないが、確かに枝垂れている。雌木なので、たくさんギンナンをつけていたが、みな小ぶりである。シダレイチョウと小ぶりの実。組み合わせに何故か納得してしまった。 根元では小さな石像が長秀院の方を見て座っていた。 |
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