ページタイトル:喜多院のイチョウ 当サイトのシンボルマーク

画像:喜多院のイチョウ(幹と並ぶ)

画像:喜多院多宝塔
 喜多院多宝塔(埼玉県指定文化財)
  名称 喜多院のイチョウ (きたいんのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 埼玉県川越市小仙波町1丁目
 〃 3次メッシュコード 5339−63−99
 〃 緯度・経度 北緯35度55分03.1秒
           東経139度29分24.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年2月26日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 川越の喜多院といえば、徳川家康が厚い信頼を寄せた天海大僧正(慈眼大師)が再興を果たした寺として有名である。
 天海が没したのは江戸時代初期の寛永20年(1643)。生まれたのがいつなのかについては、自ら語ることがなかったためはっきりしないが、非常に長命だったらしい。
 天海が住持したときに、それまで北院と称していたところを喜多院と改めた。喜び多いというのだから、きっと充実した人生を送ったのだろう。
 その喜多院に、5.7mのイチョウがあるというので訪ねた。
 どうやら上図のイチョウがそうなのだろう。しかし残念ながら、実際の目通りは、データには遙かに及ばないようだ。(全体で1本と見るのは少々無理があるように思うが、2本の外周をまとめて測ったのかも知れない)
 少し離れて、喜多院の北西には、川越を舞台にしたNHKの朝ドラ「つばさ」で一躍有名になった「時の鐘」や、美しい町並もある。喜多院横の有料駐車場に車を置いて、市内散策をする観光客も多いようだ。
 黄葉の季節には、このイチョウにも、きっと目を留めてくれることだろう。
 
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