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樹下に散乱するカヤの実 |
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名称 北日名のカヤ (きたひなのかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 19m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県埴科郡坂城町坂城北日名
〃 3次メッシュコード 5438−51−65
〃 緯度・経度 北緯36度28分31.8秒
東経138度11分24.2秒
坂城町指定天然記念物(1985年7月1日指定)
撮影年月日 2003年10月6日
注1)1986年1月に坂城町教育委員会が設置
注2)現地の案内板による
しなの鉄道(旧JR信越本線)坂城駅の北北東1.6km、上信越自動車道にほど近い高台斜面に「北日名のカヤ」がある。池田さんという方の所有物で、家の後方、畑の手前に立っている。
傍らに小さな祠がある。カヤの木は池田家の守り神として崇められてきたのだろう。
案内板によれば、太平洋戦争中に大枝がたくさん切られて、本来の樹姿を失ったという。爆撃の目標物となることを恐れたのだろうか。戦争前には、もっと大きな体躯を有していたことと思われる。
切りつめられはしたが、今も樹勢はよい。全身にびっしりと葉をまとい、根元付近にはたくさんのひこばえが育って、主幹の輪郭が隠れてしまうほどだ。 |
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