ページタイトル:吉祥院の枝垂れ桜 当サイトのシンボルマーク

画像:吉祥院の枝垂れ桜 名称 吉祥院の枝垂れ桜
    (きっしょういんのしだれざくら)
名称の典拠 「ふくしまの旅」(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 3.6m(注2)
推定樹齢 440年余(注2)
所在地の地名 福島県岩瀬郡天栄村白子字中屋敷
 〃 3次メッシュコード 5540−62−91
 〃 緯度・経度 北緯37度15分07.8秒
           東経140度15分54.5秒
天栄村指定天然記念物(1982年9月1日指定)
撮影年月日 2020年4月7日

注1)福島県観光物産交流協会のウェブサイト。天然記念物指定名称は「吉祥院境内の枝垂れ桜」だが、敢えて「境内」を加える必要があるとは思えなかったので
注2)天栄村公式サイト中の文化財紹介ページによる





 釈迦堂川(しゃかどうがわ)左岸、天栄中学校から東南東に1.5kmほどの山裾に真言宗智山派吉祥院がある。
 案内板によると、永禄2年(1559)に富相山長福寺として創建されたという。
 長福寺の院号が吉祥院だったのか、それとも塔頭の一つだった吉祥院が寺跡を継いだのか、そのあたりは不明だが、今は長福寺でなく吉祥院と呼ばれている。(本堂に懸かる「富相山」の扁額はかなり古そうだ)
 シダレザクラは本堂の手前、向かって右。
 今から400年ほど前に『この地方を治めた須賀川二階堂家の一族、箭田野安房守(やたのあわのかみ)が当時の住職良堯(りょうぎょう)に与え、手植えされたものといわれてい』るそうである。(案内板を引用)
 淡い花色のシダレザクラだ。
 天然記念物に指定された当時のような大きな樹冠ではないが、今も懸命に花を咲かせている。
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