|
|
|
名称 岸本神社のムクノキ
(きしもとじんじゃのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 16m(注1)
目通り幹囲 8.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 鳥取県西伯郡伯耆町岸本(注2)
〃 3次メッシュコード 5333−03−53
〃 緯度・経度 北緯35度23分00.5秒
東経133度24分39.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年4月10日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)2005年1月1日、郡をまたいで2つの町が合併して伯耆町誕生。旧行政区は西伯郡岸本町
伯耆町役場の南東400m、住宅と畑地が混在する閑静な一角に、岸本神社が鎮座している。
古くは当地の産土神で、神宮大明神と呼ばれていたこともある。名前からは、ずいぶん大きな神社のようにも感じられるが、近世の社殿は方4尺(およそ1.2m四方)。小さな建物だったようだ。
今もそれほど変わっていないように見える。(訪問時現在、国土地理院の2万5千分の一地形図にも掲載されていない)
からっとした狭い境内中で、対照的に、ムクノキは巨大だ。
ただ、残念なことに、盛期はとうに過ぎてしまったようだ。写真の反対側は既に枯れ、表皮が失われている。古い幹に沿う、長い根のようにも見えるパイプ状の幹は、多くの大枝が失われてから、ずいぶん時間が経ったことを物語る。
しかし、まだ、へこたれてはいない。多くの細枝を中天に伸ばしている。
環境省のフォローアップ調査報告書(2002年8月8日刊行)で、全国のムクノキ中、第7位の幹囲を有するとされたムクノキである。 |
|