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名称 木路原天満宮のムクノキ (きろはらてんまんぐうのむくのき) 名称の典拠 天然記念物指定名称(注1) 樹種 ムクノキ 樹高 30m(注2) 目通り幹囲 8.3m(注2) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 島根県邑智郡川本町川本 〃 3次メッシュコード 5232−34−90 〃 緯度・経度 北緯34度59分49秒 東経132度30分28秒 川本町指定天然記念物(1990年1月8日指定) 撮影年月日 2011年8月21日 注1)現地の案内板では「木路原天満宮ムクノキ」と「の」がない 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による 江の川左岸、JR三江線木路原駅の南西に木路原天満宮がある。 かつて小島虎松なる人物がムクノキのそばに祠を作り、地主祭神として天神様を祀っていた。明治6年(1873)、太宰府から分霊を勧請して、正式に神社となった。以来、ムクノキは、天満宮の神木として崇められている。およそ、そのようなことが案内板に書かれてあった。(意味を掴みにくい文章だったので、違っている部分があるかも知れない) 凄まじい形相のムクノキである。 あちこち欠失していることもあるが、フジが絡みついていることも大きな要素だ。多様な着生植物が幹を様々な色に塗り分けていることも、混沌感を増すのに一役買っている。 畏敬の対象となるのも当然のことと思われる。 2000年フォローアップ調査時の樹種別巨樹ランキングでは、全国第7位とされている。(県内では1位) ※大阪府在住の谷口さんから、このムクノキが伐採されたとの情報をいただいた(感謝)。ネット上を探してみると、倒壊して間もない頃とみられる2018年8月の写真があった(「感動樹木」)。現在、グーグルのストリート・ビューでは切株に変じた姿が見える。とても印象的なムクノキだっただけに残念。(2023/11/06追記) |
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