ページタイトル:城野松尾神社のイチイガシ 当サイトのシンボル

画像:城野松尾神社のイチイガシ

画像:城野松尾神社のイチイガシ(遠景)
名称 城野松尾神社のイチイガシ
    (きのまつおじんじゃのいちいがし)
名称の典拠 なし
樹種 イチイガシ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 熊本県山鹿市菊鹿町木野(注2)
 〃 3次メッシュコード 4930−46−02
 〃 緯度・経度 北緯33度00分40.4秒
           東経130度46分34.9秒
山鹿市指定天然記念物(1983年8月2日、「松尾神社の樹木群」として境内の主な樹木を一括指定)
撮影年月日 2011年8月1日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2005年1月15日、山鹿市に合併。旧行政区は鹿本郡菊鹿町





 木野集落内、上本分と下本分の間に城野松尾神社が鎮座している。祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)。大同2年(807)、山城国(京都)松尾神社の分霊を勧請したのが始まりと伝えている。
 境内には巨木が散在し、昭和58年(1983)、旧菊鹿町から天然記念物指定を受けた。山鹿市に合併後は、天然記念物指定もそのまま引き継がれた。
 神社のすぐ傍を通る県道196号(鹿本松尾線)をしばしば利用する人で、境内前面のクスノキを知らない人は少ないのではなかろうか。一方、イチイガシについては知らない人も多いと思われる。
 こちらは社殿背後の斜面に立っている。境外からは樹冠の頂部が見えるのみ。
 下から見上げた印象では、大枝小枝とも数が多く、幹には蔦木が巻き付く自然児の姿。手入れの行き届いたクスノキとは対照的。
 樹勢が良さそうなので、今後もクスノキと大きさを競い続けることだろう。
 
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