ページタイトル:金間の大スギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:金間の大スギ(幹と並ぶ) 名称 金間の大スギ (きんまのおおすぎ)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 7.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県白山市河内町金間(注2)
 〃 3次メッシュコード 5436−45−32
 〃 緯度・経度 北緯36度22分09秒
           東経136度39分13秒
白山市指定天然記念物(1968年5月1日指定)
撮影年月日 2014年10月10日

注1)石川県巨樹の会が2008年に刊行した「石川の巨樹・巨木林」による(1998年調査)
注2)2005年2月1日、松任市と石川郡7町村が合併して白山市誕生。旧行政区は石川郡河内村





 河内小学校の近くで国道157号と別れ、手取川(てどりがわ)の支流直海谷川(のみだにがわ)の上流に向かって県道181号(内尾口直海線)を南下する。県道始点から約4km。県道脇に金満神社が鎮座する。
 天満を「てんま」と読むので、地名の金間(きんま)同様、「きんまじんじゃ」と読むのかと思ったが、どうやら「きんまんじんじゃ」と読むようだ。いずれにしろ、懐(ふところ)が暖かくなりそうな名前の神社である。
 社殿の背後に大杉が立っている。
 白山市の公式ウェブサイトには、員数が「4本」とある。昭和43年(1968)の天然記念物指定時には大杉が4本あったらしい。
 現在、そのうち1本は失われ、2本がくっついて、この大杉になったと思われる。2幹のうちの太い方だけを分離して考えると、私の背後に見える個体とほぼ同じ大きさに見える。幸い、残ったスギは元気そうだ。
 ところで、金満神社には、もう1本、会いたい巨木があった。幹囲4.3mという単幹のサワグルミである。殆どのサワグルミ巨木は株立ちで、幹の1本がこれほどの太さになるものは滅多に無いからだ。
 確かにあることはあったが、残念なことに、もう倒れて横たわっていた。(「少し大きめの画像」に写真あり)
 訪ねるのが遅すぎたようだ。
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