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名称 加茂神社のスギ (かもじんじゃのすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 45m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地tの地名 長野県長野市鬼無里字東京(ひがしきょう)(注3)
〃 3次メッシュコード 5537−07−27
〃 緯度・経度 北緯36度41分20秒
東経137度58分01秒
鬼無里村指定天然記念物(1979年4月1日)(注3)
撮影年月日 2004年6月19日
注1)鬼無里村教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年1月1日、長野市に編入合併。旧行政区は上水内郡鬼無里村
長野市鬼無里には東京という地名がある。
加茂神社境内の案内板には、天武天皇(在位672〜86)が遷都先を検分するために派遣した三野王(みぬのおう)が加茂神社の名称を与え、また、ここに勅使の館を置いたので東京の地名となった旨が記されている。そういえば、ここには西京もあり、三条、五条などという地名もある。
しかし、いくらなんでも、こんな山深い地が遷都候補地になることはあるまい。ならば、何故そのような地名があるのか。疑問に思ったが調べきれなかった。
天然記念物の大杉は、社殿の右横(向かって左)に立っている。環境庁データほどの幹囲はなさそうだが、頭頂部にも枯れ枝はなく、葉も多めにしっかりつけている。樹勢は良い。まだまだ大きくなりそうだ。
一方、途中の枝は人為的に切られている。切断面を見る限りの判断では、危険な枯れ枝を切除したというより、まだ元気な枝も切られたようだ。建物への被害を予防する意図から切られたのだろうか。見ようによっては、剪定したようにも見える。
いずれにしても、ちょっと残念な気がする。 |
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