名称　菊ヶ丘運動公園のヌマスギ 　　　　（きくがおかうんどうこうえんのぬますぎ） 名称の典拠　なし（注1） 樹種　ラクウショウ 樹高　２２ｍ（注2） 目通り幹囲　４．７ｍ（注2） 推定樹齢　不明 所在地の地名　青森県五所川原市栄町 　〃　３次メッシュコード　６１４０−１３−５５ 　〃　緯度・経度　北緯４０度４７分５２．２秒 　　　　　　　　　　　東経１４０度２６分３５．４秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１３年８月２２日 注1）標柱に記された名は単に「ヌマスギ」。それでは他と区別できないので、勝手ながら所在地の名を冠させてもらった 注2）環境省巨樹データベース（２０００年フォローアップ調査）による 　菊ヶ丘運動公園は、五所川原市の市街地南部、岩木川右岸に作られた市民公園である。体育館や野球場があることから運動公園と名付けられたようだが、それら体育施設のほか、図書館や歴史民俗資料館のような文化施設もある。駐車場も完備している。 　公園はいくつかの大字にまたがっていて、歴史民俗資料館は湊（みなと）、図書館や体育館は栄町、野球場は不魚住（うおすまず）にある。標記のラクウショウ（ヌマスギ）は栄町。図書館の北東に立つ。 　環境庁の１９８８年調査時に報告された幹囲は３７５ｃｍ。そして１２年後の２０００年フォローアップ調査では４７０ｃｍ。その間に直径が３０ｃｍほども増えたことになる。そのまま鵜呑みにはできないかも知れないが、驚くべき成長ぶりである。 　ラクウショウは北米原産の針葉樹。日本国内に現存する個体は、どんなに遡っても、ペリー来航以前ではないだろう。菊ヶ丘運動公園のラクウショウも、樹齢はせいぜい１００年前後ではなかろうか。上記の成長ぶりも、この木がまだ若いことを物語っているように思われる。 　五所川原市指定名木第１号である。