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名称 木原神社のスギ (きはらじんじゃのすぎ) 名称の典拠 なし 樹種 スギ 樹高 30m(注1) 目通り幹囲 5.5m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 鳥取県鳥取市国府町木原(注2) 〃 3次メッシュコード 5334−13−70 〃 緯度・経度 北緯35度28分53.0秒 東経134度22分21.0秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2020年10月20日 注2)2004年11月1日、鳥取市に合併。旧行政区は岩美郡国府町 岩美町との市町境近くに聳える大茅山(おおかややま/おおかやさん、664m)南麓に木原神社が鎮座する。 江戸時代までは熊野三社権現と称していたらしいが明治元年(1868)に木原社と名を改め、さらに同7年(1875)に木原神社に改称したようだ。しかし、氏子さんたちは、今も熊野権現の名前に愛着があるようで、新しい石鳥居の額には「日本第一熊野大神宮」と記されている。 参道入口を動物除けの電気柵が横切っていた。一部が外せるようになっていたので、外して通らせていただき、通過後はまた元に戻す。 石段を登ると、左手に大きな切株があった。かつての鳥取市指定天然記念物「木原神社夫婦杉」の切株である。 夫婦杉は双幹の大杉だったようだ。 平成16年(2004)7月の台風により幹の1本が分岐部分より倒壊。その後、断面に鉄板を被せて養生していたが、残った方も腐食が進み、風雪により倒壊の恐れがあるということで、平成21年(2009)の冬を前に伐採された模様。(「鳥取市指定文化財指定解除物件概要調書」による。PDFファイルで閲覧可) 左図の大杉はさらに登ったところ。拝殿の横、平面の端に立つ(向かって左)。 気分としては夫婦の忘れ形見というところ。 根元が曲がって、私が住む雪国の根曲がり杉のような姿。こちらは樹勢が良さそうだ。 |
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