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名称 日枝神社の楠 (ひえじんじゃのくすのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 24m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 伝承700年(注2)
所在地の地名 佐賀県佐賀市木原1丁目
〃 3次メッシュコード 4930−62−85
〃 緯度・経度 北緯33度14分40.1秒
東経130度19分10.1秒
佐賀市指定天然記念物(1983年3月1日指定)
撮影年月日 2015年3月20日
注1)佐賀市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
佐賀市指定天然記念物のクスノキが立つ日枝神社は、佐賀城跡から東に約1.7km。市街地のはずれ近くに鎮座する。
境内の案内板によると、創立は大同元年(806)。唐から帰国した最澄が比叡山の山王神像を自ら模刻、木原武藤の地に奉齋したのが始まりという。
武家の時代には龍造寺氏、鍋島氏の保護を受け、その後は氏子さんたちが協力して神社を守ってきたようだ。昭和20年(1945)には、太平洋戦争の空襲で焼失の憂き目を見たが、立派に復興されて今日に至っている。
大クスノキは参道の途中、向かって右。手水舎のすぐ先に立っている。
手水舎の近くだからというわけでもないだろうが、枝の先端までコケが多く着き、その枝がうねうねと曲がりくねって伸びる様子は、まるで緑色のモンスターだ。
一種、独特の雰囲気を持つクスノキのように思われる。 |
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