ページタイトル:城原八幡社のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:城原八幡社のイチョウ(幹と並ぶ)

画像:城原八幡社のイチョウ
名称 城原八幡社のイチョウ
    (きばるはちまんしゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 6.6m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 大分県竹田市米納(よない)
 〃 3次メッシュコード 4931−32−87
 〃 緯度・経度 北緯32度59分24.1秒
           東経131度20分16.3秒
竹田市指定天然記念物(1972年4月1日、「城原神社社叢」として境内林の樹木を一括指定)
撮影年月日 2010年3月27日

注1)まったくの目分量
注2)地上1.3m地点の幹囲を実測





 道の駅竹田の北西500mのところに城原八幡社がある。応神天皇(3世紀の天皇とされている)の時代に創立したと伝える古社だ。宝暦12年(1762)建立の社殿は市指定有形文化財(建造物)。
 イチョウは、楼門を入ってすぐ左。
 単幹で、すらっとした姿のイチョウなのだが、残念ながら、楼門(随身門)の屋根の高さで主幹を失っている。大枝もない。そのあたりから細い小枝を伸ばしている。
 「豊の国の名樹」によると、昭和60年(1985)、楼門に放火される事件があった。詳細を知らないが、その際にイチョウも類焼の被害を受けたようだ。弱っていたところを、平成3年(1991)、さらに台風19号の被害を受けた。(この台風は宇佐神宮の社叢(国指定天然記念物)にも大被害を与えている)
 現在の姿は、それらに痛めつけられた結果なのだろうか。
 しかし、イチョウは、なかなか生命力の強い木である。旧観に復することは困難かも知れないが、これだけ小枝をつけていれば、枯れてしまうことはないだろう。
 一足お先に復活した楼門のあとに続いてもらいたいものだ。
 
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