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名称 建福寺のしだれ桜 (けんぷくじのしだれざくら) 名称の典拠 「名桜・古桜・一本桜」 樹種 エドヒガン 樹高 不明 目通り幹囲 3.5m(注1) 推定樹齢 250年(注1) 所在地の地名 福島県郡山市西田町木村字寺ノ前 〃 3次メッシュコード 5640−13−25 〃 緯度・経度 北緯37度26分39.6秒 東経140度26分30.8秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2023年4月3日 地理院地図で、磐越自動車道郡山東インターチェンジのすぐ北に見える寺院マークが、臨済宗妙心寺派法輪山建福寺である。 同寺公式ウェブサイトによると、戦国時代の天正11年(1583)にそれまでの領主木村氏が滅亡した後、人心を治めるためこの地に錫を止めた慈雲意公和尚が開基となり、大光禅師覆(復)庵宗己大和尚を歓請開山として創建されたのが始まりとされているようだ。現在の本堂は文政10年(1827)の建造。長い歴史を紡いできたお寺だ。 寺地の前を走る道路より一段高い場所に建物が並び、その前面にあたる斜面上部にシダレザクラが立つ。 桜の方も歴史を感じさせる力強い姿で、立地場所も良い。 ただ、上記「名桜・古桜・一本桜」の写真(2010年撮影)と見比べると、その後、下部の大枝を複数失ってしまったようだ。かつての姿に比べ、厚みが減じてしまったのがちょっと残念。 朝8時頃の訪問で、まだ雲が晴れず、くすんだ写真になってしまった。それは私の腕が悪いからで、桜そのものは、花付きの良い美しい桜である。 なお、墓地の入口に立つケヤキもなかなか大きい。(環境省巨樹データベース未登録) |
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