ページタイトル:八幡宮社の神木大杉 ロゴ:人里の巨木たち

画像:八幡宮社の神木大杉(全景) 名称 八幡宮社の神木大杉
    (はちまんぐうしゃのしんぼくおおすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.1m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府京都市右京区京北上中町(けいほくかみなかちょう)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5235−65−31
 〃 緯度・経度 北緯35度12分09.7秒
           東経135度38分20.0秒
京都市指定天然記念物(2005年2月17日指定)
撮影年月日 2016年3月23日

注1)大杉の近くに「神木大杉」と記した石柱があったので、それに所属する神社名を冠した。天然記念物指定名称は「八幡宮のスギ」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)2005年4月1日、京都市に合併。旧行政区は北桑田郡京北町





 桂川の支流弓削川(ゆげがわ)右岸高台に、京北第三小学校がある。標記の大杉は、現在の八幡宮社の近くではなく、この小学校のグラウンドの端に立っている。
 市街図から想像すると、かつては周山街道(国道162号)から八幡宮社まで、ほぼ真っ直ぐに参道があったように思われる。その後、小学校が出来て、参道が途切れてしまい、大杉のみが残ったということではないだろうか。グーグルアースで上空から眺めてみると、いっそうその感が強まる。(洋梨を細長くしたような形のグラウンドの西に大杉の樹冠が見える)
 もともと下部には枝が無かったようだが、下から樹冠部を見上げると、枝を切った痕がいくつも見える。このような環境に立つのだから、児童に怪我をさせたら大変ということで、枯れたり弱ったりした枝を切ったのだろう。
 そのことがプラスに働いたものか、残された枝は元気が良さそうだ。若いスギよりもむしろ密に葉をつけているように思われた。
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