ページタイトル:葛原正八幡神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:葛原正八幡神社のクスノキ(幹と並ぶ)

画像:葛原正八幡神社のクスノキ
名称 葛原正八幡神社のクスノキ
    (かずわらしょうはちまんじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 27m(注1)
目通り幹囲 6.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 香川県仲多度郡多度津町葛原
 〃 3次メッシュコード 5133−36−02
 〃 緯度・経度 北緯34度15分25.9秒
           東経133度46分23.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年3月24日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 JR土讃線金蔵寺駅の北北西1kmほどのところに葛原正八幡神社がある。
 そこから真っ直ぐ海岸に向かって2.5kmほどの位置には真言宗醍醐派桑多山道隆寺(四国霊場第77番札所)があるが、同寺蔵の「道隆寺温故記」に、延久5年(1073)道隆寺12世祐禅が八幡神を勧請して、全部で5座の八幡神社を創建した旨が記されているらしい。ここはそのうちの一つだという。天正18年(1590)の棟札の記録もあるようだ。(境内の拝殿修復記念碑より)
 随身門と拝殿の間、向かって左手に大クスが立つ。立派な注連縄をつけている。
 地上3〜4mの低い位置で大枝を広げ、幅広の樹冠を戴いている。やや根上がり気味の地際も力強く、根回りの大きさは相当なもの。どっしり腰を落として地面を踏みしめる姿だ。
 昭和51年(1976)3月23日、このクスノキを含め、境内の木々は、「葛原正八幡神社社叢」として香川県から自然記念物指定を受けている。(文化財としての天然記念物ではない)
 
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