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大杉を育んだ清流
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名称 風谷町八幡神社のスギ
(かぜたにまちはちまんじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 32m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県加賀市山中温泉風谷町(注2)
〃 3次メッシュコード 5436−22−57
〃 緯度・経度 北緯36度12分57.1秒
東経136度20分34.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年11月17日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年10月1日、加賀市に合併。旧行政区は江沼郡山中町
大聖寺川上流、我谷(わがたに)ダムの北西800mほどのところに風谷町の集落がある。
私が持っている道路地図には、ダムから左岸沿いに道があることになっているので、ダムまで行ってみたが、通行止め。道はひどく荒れている。
そこで、栢野町まで戻り、下流側から左岸を遡る。こちらの道は、狭いけれども舗装されている。
風谷町の集落は小さい。ここでも離村が進みつつあり、既に放棄された家も見える。
集落の入口に八幡神社が鎮座している。
境内は、まるで城郭のように高く築かれた石垣の上。傾斜地だとはいえ、この石垣の高さには驚いた。(下図)
社地のすぐ近くを小さな清流が流れている。(中図)
流れの底まではっきり見える。上流には人家がないので、そのままでも飲めそうだ。
滅多にないことだろうが、この流れが暴れることもあるのだろうか。神社の石垣の高さが、それを物語っているようにも思えた。
石段を上って社殿前に出る。(屋根の葺き替え工事中だった)
大杉は向かって右手。境内水平面の端に立っている。むしろ、斜面最上部と言った方が適当かも知れない。
幹のすらっと伸びた大杉で、樹勢も良い。
まだこれからも大きくなりそうだ。 |
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