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名称 鹿山神社の大イチョウ
(かやまじんじゃのおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 38m(注2)
目通り幹囲 4.9m(注2)
推定樹齢 350年(注3)
所在地の地名 福島県田村市常葉町鹿山字早稲田(宮ノ脇)(注4)
〃 3次メッシュコード 5640−14−48
〃 緯度・経度 北緯37度27分21.7秒
東経140度36分14.8秒
田村市指定天然記念物(2005年4月18日指定)
撮影年月日 2007年9月15日
注1)田村市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年3月1日、田村郡内5町村が合併して田村市誕生。旧行政区は田村郡常葉町
県道119号を北に向かうとき、必ず目にする大イチョウ。石段の下から見た姿は、目通りデータ以上の大きさだ。
全体に樹勢が良く、上部までしっかり葉が繁っている。大粒のギンナンもたくさんつけている。収穫量は相当なものだろう。ふつう、雌株にはあまり気根が発達しないものだが、このイチョウにはいくつも見られる。
鹿山神社の創立年は不明。もとは三渡(みわたり)大明神と称したが、明治2年(1869)に鹿山神社と改称した。
背後の山には、天正年間(1580年代)まで、鹿山季秀の居城があった。季秀は相馬義胤に滅ぼされてしまったが、今も城跡が残っているらしい。
イチョウが生を受けるより前の話である。 |
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