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名称 返田神社のスギ (かやだじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 27m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 千葉県香取市返田(かやだ)宮本(注2)
〃 3次メッシュコード 5340−64−31
〃 緯度・経度 北緯35度51分46.1秒
東経140度30分56.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月12日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2006年3月27日、1市3町が合併して香取市誕生。旧行政区は佐原市(さわらし)
返田神社は、東関東自動車道佐原香取インターの南西約2km。
鎌倉時代中期の古文書に「返田悪王子社」とある古社で、香取神宮の摂社の一つ。祭神は軻遇突智神(かぐつちのかみ)と埴山姫神(はにやまひめのかみ)。それぞれ火の神と土の神である。本殿は香取市指定文化財。
参道両側に諸国一宮の名と祭神名を刻んだ石祠が並ぶのが珍しい。まるで神社版新四国霊場といったところ。
拝殿に近づくと、屋根越しに大杉の姿が見える。大杉は、本殿の右後方(向かって左奥)。道路の近く。
注連縄が巻かれ、根元に小さな石祠がある。神木とされているのだ。
もとから神木として植えられたにしては、位置がおかしい。多分、最初は境内林の1本に過ぎなかったのだが、幸運にも長く生き続けることができ、ほかの木々を睥睨する大きさにまで育ったことで畏敬の対象となったのだろう。
素人目には、樹勢も良さそうに見える。まだまだ大きくなりそうだ。 |
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