ページタイトル:川内のカツラ 当サイトのシンボルマーク

画像:川内のカツラ(幹と並ぶ) 名称 川内のカツラ (かわうちのかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 7.7m(注1)
推定樹齢 伝承500年(注1)
所在地の地名 岩手県陸前高田市米崎町川内
 〃 3次メッシュコード 5841−45−13
 〃 緯度・経度 北緯39度01分09.9秒
           東経141度39分56.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年5月14日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 陸前高田市の市街地は、東の浜田川(はまだがわ)と西の気仙川(けせんがわ)に挟まれた三角州地帯にあった。多少の高低差はあったが、海抜はどこも10m未満。2011.3.11の東日本大震災に伴う大津波で、根こそぎ流されてしまったと言っても過言ではない。
 左図のカツラがある米崎町川内は、浜田川右岸を遡ったところ。米崎(よねさき)小学校の北東約400m。地理院地図の情報では海抜は約45m。市街地があった平野部と異なり、津波の被害を免れることが出来た。
 カツラは水田と樹林の間に立っている。
 根元に祠が一つ。このカツラも信仰対象だったのかも知れないが、今は周辺の手入れもままならないのか、自然児に返りつつある状態。
 道路からの距離は100m弱。遠くからでもカツラの樹冠が見分けられるならば、右岸を走る道路上からもカツラが見える。(脇見運転注意)
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