ページタイトル:才ノ本日吉神社のケヤキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:才ノ本日吉神社のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 才ノ本日吉神社のケヤキ
    (さいのもとひよしじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 22m(注1)
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 伝承170年(注2)
所在地の地名 京都府亀岡市河原林町河原尻才ノ本
 〃 3次メッシュコード 5235−44−55
 〃 緯度・経度 北緯35度02分47.1秒
           東経135度34分13.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年7月25日

注1)1996年6月1日に亀岡市が刊行した「亀岡の名木」による。環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」(1988年度報告値)ではそれぞれ樹高25m、幹囲約4.8m
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 JR山陰本線千代川駅の東方約2km。桂川の支流七谷川(ななたにがわ)左岸に日吉神社がある。
 境内の案内板(設置者名・設置年月とも不詳)によると、嘉吉3年(1443)、近江の坂本(現滋賀県大津市坂本)から山王権現を勧請したことに始まるらしい。戦国時代の天正年間(1573〜92)、明智光秀の丹波攻めの際に社殿と宝物を焼失。以来、数度の再建を経て、現在の社殿は文化11年(1814)の築造という。
 その手前、向かって左手に標記のケヤキが立つ。
 案内板に「当社創建以来のもの」とあるのは、嘉吉3年の創建時に植えられたということを意味しているのだろう。
 根元付近には幾つもの瘤がある。
 案内板に「欅の木は(中略)神猿を形取っている」ともあったので、いろんな角度から瘤を眺めてみたが、猿は見つからなかった。(左図に、人がケヤキを背に凭(もた)れているように見える部分を指すのだろうか?)
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