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名称 天女の衣掛柳 (てんにょのきぬかけやなぎ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 マルバヤナギ 樹高 18m(注2) 目通り幹囲 3.9m(注2) 推定樹齢 150年(注2) 所在地の地名 滋賀県長浜市余呉町川並(注3) 〃 3次メッシュコード 5336−21−35 〃 緯度・経度 北緯35度31分54.7秒 東経136度11分38.1秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2007年8月20日 注1)設置者名・設置年月とも不詳 注2)滋賀県公式ホームページのコンテンツの一つ「淡海の巨木探訪」による 注3)2010年1月1日、長浜市に合併。旧行政区は伊香郡余呉町 下余呉から、余呉湖北岸を通って、川並に向かう県道33号(西浅井余呉線)のすぐ脇に立っている。 周囲には水田が広がり、その先に余呉湖の水面が見える。湖面を渡る風が涼しい。 案内板には、衣掛柳の名の由来が記されていた。 伝承は2話あるらしいが、いずれにも共通するのは、舞い降りた天女がここに羽衣を掛けて水浴中、男に羽衣を隠されたこと、そのため、仕方なくその男の妻となり、子をもうけたこと。 一方では、そのままここに住んで、当地の祖となったとされているが、他方は、羽衣の隠し場所を発見して、天に戻ったとされている。(天女が残した子が、のちの菅原道真だとか) いつごろ創作された伝説なのだろうか。150年の推定樹齢との間には大きなギャップがある。 このヤナギのほか、周辺に大きな木はない。何らかの理由があって、この柳だけが伐られずに残ったのだろう。 案内板には記されていないのだが、この柳は、何代目かの子孫だということなのかも知れない。 ※浜松市在住のIさんからいただいた写真では、地上1mほどから上が無い。昨年(2018)の台風21号で幹が折れたため、この高さで伐採されたようだ(まだ完全に枯れてしまったわけではない)。水田に囲まれた独立木だったため、強風をまともに受けてしまったのだろう。残念。(Iさんに感謝)(2019/07/31追記) |
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