ページタイトル:川目の千本カツラ 当サイトのシンボル

画像:川目の千本カツラ(幹と並ぶ)

画像:川目の千本カツラ(全景)
名称 川目の千本カツラ (かわめのせんぼんかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 不明
目通り幹囲 10m(注1)
推定樹齢 140年(注2)
所在地の地名 岩手県盛岡市川目戸中
 〃 3次メッシュコード 5941−41−08
 〃 緯度・経度 北緯39度40分27.0秒
           東経141度13分47.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年8月28日

注1)まったくの目分量。というか、全体の輪郭線で、少なくとも10m以上の幹囲は確実のように思われたので…
注2)1974年12月23日の日付の入った案内板に推定樹齢100年とあったので、それからの経過時間を加えた





 こんなに立派なカツラが何故、環境省の調査で報告されなかったのだろう。知る人の少ない巨木ならいざ知らず、交通量の多い国道106号のすぐそばに立ち、通勤者や旅行者が目にする機会が多いと思われるのに。(このカツラは、盛岡市指定保存樹木第46号である。指定は昭和49年(1974)だから、今まで注目されて来なかったというわけでもない)
 それはともかく、千本カツラの名の通り、中小幹の集合体で、それら全体が合わさって、半球形の樹冠を形成している。
 カツラの根元には戸中山(378m)の向こうから流れてきた渓流がある。カツラは護岸の石垣上に立っているのだが、地中では、根が水面にまで達しているのは間違いなさそうだ。この渓流が、カツラをここまで大きく育てたと言っていいと思う。
 樹勢も良さそうだ。幹の一本一本が太ってくると、さらに貫禄を増してくるものと思われる。
 隣に立つヤマモミジもなかなかのもの。
 
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