ページタイトル:川又観音のトチ ロゴ:人里の巨木たち

画像:川又観音のトチ(幹と並ぶ) 名称 川又観音のトチ (かわまたかんのんのとち)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 トチノキ
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 200年以上(注2)
所在地の地名 和歌山県日高郡印南町川又
 〃 3次メッシュコード 5035−62−89
 〃 緯度・経度 北緯33度54分35.4秒
           東経135度22分04.9秒
和歌山県指定天然記念物(1974年4月16日指定)
撮影年月日 2014年3月22日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)「わかやま文化財ガイド」による





 国道425号で切目川(きりめがわ)の谷を上流まで遡ると、流域最奥の集落である小森(こもり)を過ぎて間もなく、川又観音への案内が出ている。
 国道と別れて約600m。広い駐車場に車を置き、舗装された遊歩道を歩き始める。
 標記のトチノキは、菱の滝近くにある観音堂まで続く遊歩道の途中。手水舎の隣に立っている。駐車場からの距離は僅か。
 地上4mほどで2幹にわかれ、ともに上に向かっている。全体にひょろっと背が高く見えるのは、谷底にあって、日光を求めた結果だろう。
 本州中部山間部の大トチたちに比べると小ぶりな姿だが、和歌山県内では最大のトチノキである。(2014年3月現在、環境省巨樹データベースによる。なお、旧大塔村に5.9mのトチノキが登録されているが、こちらは地上付近で3幹に分かれているようだ)
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