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画像:川久保のトチノキ 名称 川久保のトチノキ (かわくぼのとちのき)
名称の典拠 なし
樹種 トチノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 山梨県北都留郡小菅村川久保
 
〃 3次メッシュコード 5338−57−05
 
〃 緯度・経度 北緯35度45分40.3秒
           東経138度56分17.6秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2004年8月25日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 県道18号(上野原丹波山線)と同508号(大菩薩峠線)が交差するところが川久保である。
 その集落のはずれに近い家の庭に大きなトチノキが立っている。もちろん個人の所有物である。
 ご先祖が植えられたのを大切に守ってこられたのか。それとも、ここに家を建てるとき、もとからあった木を残しておかれたものか。由来は知らないけれども、目通り6.5mは、庭木としては、とてつもなくでかい。
 残念ながら、盛期の面影はもうなさそうだ。かつて、はるか上方に伸びて大きな樹冠を作っていただろう大枝は、みな切られて金属板の覆いをかけられている。基部には大きな空洞が口を開いている。
 しかし、若い枝は元気のように見える。まだ当分は、家人と寄り添いつつ、生きて行けそうだ。
 
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