ページタイトル:川上神社のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:川上神社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 川上神社のクスノキ
    (かわかみじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 9.3m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 佐賀県唐津市浜玉町平原(座主)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5030−10−15
 〃 緯度・経度 北緯33度25分44.3秒
           東経130度04分19.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年4月2日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2005年1月1日、唐津市に合併。旧行政区は東松浦郡浜玉町





 唐津湾に注ぐ玉島川(たましまがわ)の支流の一つに、小川(おがわ)という名前の川がある。名前は小川だが、文部省唱歌「春の小川」から想像するような小さな川でなく、普通の川である。
 県道306号(鳥巣浜崎停車場線)をその小川に沿って遡って行くと、座主(ざす)という集落があり、川上神社が鎮座している。
 境内の大クスが素晴らしい。
 力強い根回りと幅の広い大きな樹冠。傍に立つだけで惚れ惚れするような大クスだ。でも、何故か文化財(天然記念物)指定は受けていない。
 唐津市に所在する文化財の一覧表を拝見すると、天然記念物に限らず、旧浜玉町は文化財指定に消極的だったことが窺えるように思う。
 このクスノキなど、他市町村にあったならば、天然記念物とされた可能性が大きい貴重な樹木のように思われるのだが。
 このほか、境内にはムクノキやセンダン(?)の巨木も散見される。
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