ページタイトル:川路のネズミサシ 当サイトのシンボルマーク

画像:川路のネズミサシ(全景) 名称 川路のネズミサシ (かわじのねずみさし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ネズミサシ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 3.5m(注2)
推定樹齢 1000年(注3)
所在地の地名 長野県飯田市川路
 〃 3次メッシュコード 5337−16−25
 〃 緯度・経度 北緯35度26分27.0秒
           東経137度48分55.9秒
長野県指定天然記念物(1968年3月21日指定)
撮影年月日 2018年4月21日

注1)1992年2月に長野県教育委員会と飯田市教育委員会が連名で設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)「信州の文化財検索」による
注3)上記案内板による





 私にとって、初めてのネズミサシ巨木である。図鑑を調べると、ネズとかムロとか呼ばれることもあるようだ。
 「少し大きめの画像」に、落ちていた葉の写真を載せた。スギの葉を細く硬くして、疎らにしたような葉だが、スギの仲間でなく、ヒノキ科に属する。
 平凡社「日本の野生植物 木本T」によれば、「枝をネズミの通る道に置くと、葉が痛いのでネズミを防ぐということからネズミサシといわれる」ということである。
 ネズミサシは雌雄異株で、この個体は雌株。
 JR飯田線天竜峡駅の西200mほどの市街地にあって、姿はよく見えるのだが、近くに駐車スペースが無いので注意。(私は500mほど遠くに車を置いて歩いた)
 これ自体は環境省巨樹データベースに載っていないのだが、登録されているネズミサシと比較すると、全国第4位に相当する大きさになる。
 もちろん長野県内では一番である。
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