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名称 川北の大柿 (かわぎたのおおがき)
名称の典拠 環境省巨樹データベース
樹種 カキノキ
樹高 12m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 広島県庄原市川北町
〃 3次メッシュコード 5233−20−71
〃 緯度・経度 北緯34度53分59.8秒
東経133度01分02.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年7月25日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
庄原市中心部から国道432号を北上。川北小学校を過ぎて約600m。右手の水田内に、ぽつんと1本、独立木が見える。それがこのカキの木だ。
すぐそばには小さな祠がある。ここは何らかの信仰の場所であるらしい。祠のほか、カキの木以外に何も無いところをみれば、このカキの木も霊域の構成員なのだろう。
根元から2幹に分かれて立っている。環境省巨樹データ測定要項によれば、このような場合、それぞれの幹囲を測って合計することになっている。
上記データによれば、太い方は303cm。全体では574cmとされている。しかし、太い方はまだしも、細い方はとても271cmもありそうにない。5.7mの幹囲は、実態からはちょっと大きすぎる値ではなかろうか。
そうは言っても、最大級のカキ巨木であることは間違いない。貴重なカキ巨木を今日まで伝えて下さった所有者に感謝したい。
幹に大きな傷を受けているが、それをものともしない樹勢の良さである。さぞかしたくさんの実を結ぶことだろうと思われる。 |
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