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画像:川田神社の大ケヤキ

画像:川田神社の大ケヤキ(幹と並ぶ)

画像:川田神社の大ケヤキ(有刺鉄線でぐるぐる巻きにされている)
  名称 川田神社の大ケヤキ
   (かわだじんじゃのおおけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 9.5m(注2)
推定樹齢 500年以上(注3)
所在地の地名 群馬県沼田市下川田町内宿
 〃 3次メッシュコード 5439−70−52
 〃 緯度・経度 北緯36度37分52.5秒
           東経139度01分44.9秒
群馬県指定天然記念物(1955年11月8日指定)
撮影年月日 2003年5月25日

注1)1982年3月に群馬県教育委員会と沼田市教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)現地の案内板による





 平凡社「群馬県の地名」によれば、川田神社は一説に「上野国神名帳」に見える小用(こもちい)明神という。古くは字宮平にあったが、川田城の守りを固めるため現在地に移転したと言われている。
 ケヤキはその頃に植えられたか、あるいは自然木を社木にしたのではないかと想像されている。
 天正13年(1585)、北条勢の沼田攻めで川田城主山名義季の子主水は討死、川田神社も焼失した。現在の社殿は享保4年(1719)の再建である。
 伝承が正しければ、ケヤキはその時代を生き延びたことになる。
 しかし、寄る年波には抗えず、かなり衰弱が進んでいる。基部の空洞化もひどい。犬猫が入らぬようにするためか、有刺鉄線でグルグル巻きにされている。残った枝も、巨大な鉄の支柱でやっと支えている状況である。
 
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