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名称 桂谷の大杉 (かつらたにのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 37m(注2)
目通り幹囲 6.9m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県加賀市桂谷町
〃 3次メッシュコード 5436−33−20
〃 緯度・経度 北緯36度16分24.8秒
東経136度22分19.2秒
加賀市指定天然記念物(1994年6月29日指定)
撮影年月日 2006年10月15日
注1)1995年9月に加賀市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
大聖寺川(だいしょうじがわ)と動橋川(いぶりはしがわ)。3kmほどの間隔を置き、平行して北上する2本の川が作る谷に挟まれて、もう1本、尾俣川の小さな谷がある。菅原神社は、その谷を約2.5km遡ったところ。
参道の脇、拝殿に向かって左手前に大杉が立っている。幹には、新しそうな注連縄が巻かれている。御神木とされているようだ。
写真はいずれも、社殿側から見たところ。ご覧のように、黒々とした樹皮が美しくもあり、また荘重な感じでもある。立派な大杉だ。
しかし、この裏側の様子はかなり異なる。
幹の表面の色は明るく、付着した黄緑色の苔と相まって、全体に白っぽい。それぞれ別々に写真を見たら、同じスギとは思えないのではなかろうか。
直線的には、山代・山中の2つの大温泉から、そう離れてはいないのだが、谷が異なるため、回り道をしなければならない。わざわざここまで訪れる人は多くなさそうだ。
大杉の近くには、目通り5.3mのスダジイ老木も立っている。 |
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