ページタイトル:片之坂のアコウ 当サイトのシンボルマーク

画像:片之坂のアコウ 名称 片之坂のアコウ (かたのさかのあこう)
名称の典拠 なし
樹種 アコウ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠(片之坂)(注2)
 〃 3次メッシュコード 4630−55−38
 〃 緯度・経度 北緯31度06分57.5秒
           東経130度43分42.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月23日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2005年3月31日、肝属郡内の2町が合併して南大隅町誕生。旧行政区は佐多町





 大隅(おおすみ)半島の西海岸に沿って南端の佐多岬(さたみさき)に向かう国道が269号(佐多街道)である。南に進むにつれ、開聞岳(かいもんだけ、924m)の美しい姿が鹿児島湾の対岸に見えてくる。
 道の駅根占(ねじめ)を過ぎたあと、しばらく点々と集落が続くが、石走(いしばしい)を過ぎると、1.5kmほど集落が途切れる。海岸のすぐ近くまで山が迫っているためだ。
 そこを過ぎると大川の扇状地があり、左岸側が大アコウの立つ片之浜である。道の駅から片之浜までは、道なりに約9km。(余談だが、このあたりの地名に撥音便が多くみられる。炭屋(すんや)、下園(しもんそん)、竹野(たけんの)、野尻野(のじんの)等)
 アコウが立つのは国道のすぐ横、運送会社の敷地内。
 撮影許可を得ようと事務所を訪ねたのだが、あいにく営業日ではなかったようだ。無断での撮影となってしまったが、柵も何もない道路脇なので、マナーにもとるようなことをしなければ、お許しいただけるのではないだろうか。
 大枝が多く切られているのは残念だが、これだけ国道に近ければ、安全通行のためには仕方がないのかも知れない。
 単幹で立ち上がる、なかなか力強い姿の大アコウである。
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