名称　片草のユリノキ　（かたくさのゆりのき） 名称の典拠　なし 樹種　ユリノキ 樹高　２５ｍ（注1） 目通り幹囲　５．４ｍ（注1） 推定樹齢　不明 所在地の地名　福島県南相馬市小高区片草字南原（注2） 　〃　３次メッシュコード　５６４０−２７−８７ 　〃　緯度･経度　北緯３７度３４分３６．４秒 　　　　　　　　　　　東経１４０度５７分５７．５秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１１年３月５日 注1）２０００年フォローアップ調査による（環境省巨樹データベースより） 注2）２００６年１月１日、原町市と相馬郡内の２町が合併して南相馬市誕生。旧行政区は相馬郡小高町 　訪問時点において、環境省巨樹データベースには、旧小高町片草字南原に立つトチノキの巨樹が１本計上されていた。それを訪ねに行ったのだが、トチノキはなく、代わりにこのユリノキがあった。 　場所は小高片草運動場の西。利用者駐車場からも、ユリノキの姿がよく見える。 　あるいは運動場造成の際に伐採されてしまったかと、近くにお住まいの方、計４名にトチノキのことを尋ねてみたが、答えはみな同じだった。字南原地内でトチノキの巨木など見たことも聞いたこともないとのこと。 　環境省データベースに掲載されているのは、このユリノキのことではなかろうか。そう考えて、幹周りデータなどを引用させてもらった。 　フェンスがあって正面からは入られないので、墓地の方からぐるっと回って、根元に立った。 　株立ちの木で、笹竹が周囲を密に覆っている。そのため根元の様子がわからないが、全体としては確かに５ｍ以上ありそうだ。 　樹勢も良好そうである。