|
|||||
名称 春日の大樟 (かすがのおおくす) 名称の典拠 現地の標柱(注1) 樹種 クスノキ 樹高 16m(注2) 目通り幹囲 8.6m(注2) 推定樹齢 800年(注3) 所在地の地名 徳島県徳島市入田町 〃 3次メッシュコード 5134−03−45 〃 緯度・経度 北緯34度02分37.6秒 東経134度26分34.3秒 徳島市指定天然記念物(1963年4月27日指定) 撮影年月日 2010年7月29日 注1)1991年3月1日に徳島市文化財保勝会連絡協議会が設置。ただし天然記念物指定名称では「春日神社の大樟」と「神社」の文字が入っているようだ 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による 注3)徳島県公式WEBサイト中のページ「阿波のごっつい木」による 入田中学校の北、鮎喰川(あくいがわ)に架かる入田春日橋の南詰近くに、1本の大クスノキが立っている。 「春日神社の大樟」と呼ばれることもあるように、かつてここは春日神社の境内だったらしい。しかし、現在、ここに神社はない。跡地及びクスノキの管理は、南西600mほどのところに鎮座する天神社が行っているようだ。 訪れた日は、あいにくの雨降り。ときどき襲い来る豪雨の合間を縫っての撮影である。せっかくの雄姿も、暗く沈んだ画像になってしまった。 背丈はそれほどでないが、四方に万遍なく大枝を伸ばしている。姿の良い大クスノキである。ただ、耕地のなかの独立木ではないので、全景を眺める距離がとれず、また、開けた方向が限られてしまうのが残念。 横に伸びた枝には、手で触れることが出来る低さのものもある。そこに様々な植物が着生している。 下図は、それを狙ってみた。写真が主目的ではないから、巨樹探訪の旅に、脚立などは持参しない。図は、もちろん私の目の高さで見た姿である。 低い位置で横に伸びているということが、お分かりいただけるのではないだろうか。 |
|||||