ページタイトル:樫見八幡神社のウラジロガシ 当サイトのシンボル

画像:八幡神社のウラジロガシ 名称 樫見八幡神社のウラジロガシ
    (かしみはちまんじんじゃのうらじろがし)
名称の典拠 なし
樹種 ウラジロガシ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県金沢市樫見町
 〃 3次メッシュコード 5436−55−86
 〃 緯度・経度 北緯36度29分22.3秒
           東経136度42分09.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年6月4日

注1)石川県巨樹の会編「石川の巨樹・巨木林」による





 犀川の支流の一つ、内川に架かる「内川虹の橋」の南南東約2.4km。虹の橋から右岸に沿って、内川、平沢川、樫見川と、それぞれ支流の谷を遡って行くと樫見町に至る。
 開けた地域からそんなに遠く離れているわけではないのだが、雰囲気的にはずいぶん山深い印象。
 八幡神社は、集落(と言っても何軒もないが)の北端。
 境内のそこかしこにウラジロガシが見られる。かつての自然植生の名残ではないかと思われる。
 最大と思しき個体は、社殿に向かって左奥。斜面に広がる樹林内に立っている。(下の道路からも姿が見える)
 地表付近の姿は、雪国で見られる根曲がりスギに似ている。
 しかし、かつての主幹らしき痕跡が見られることから、成因は少し異なっているように思われる。かなり大きくなってから(雪の重みで?)主幹が倒れて損傷。倒れた後も根がまだしっかりしていたので、下部の枝が幹と化した。そのように考えるのだが、間違っているだろうか。
 現在、根元付近で幹の腐朽が進んでいるようで心配である。
ボタン:石川県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る