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画像:鹿島路のタブノキ

画像:鹿島路のタブノキ(幹と並ぶ)
名称 鹿島路のタブノキ (かしまじのたぶのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 タブノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 9.8m(注2)
推定樹齢 650年(注3)
所在地の地名 石川県羽咋市鹿島路町
 〃 3次メッシュコード 5536−36−25
 
〃 緯度・経度 北緯36度56分15.6秒
           東経136度49分01.1秒
羽咋市指定天然記念物(1963年10月16日指定)
撮影年月日 2003年10月11日

注1)羽咋市教育委員会が設置した高札形のもの(設置年月不詳だが、平成元年以降)。
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)現地の案内板による





 「森ノ宮のタブノキ」とも呼ばれ、高橋弘氏著「日本の巨樹・巨木」で、千葉県山田町の「府馬の大クス」(名前はクスノキだが、実際はタブノキ)に次いで、タブノキでは全国第2位の幹囲を持つとされている。
 地上1mほどで、放射状に開く6本の幹に分かれている。
 この樹形からして、かつて樹冠が境内全体を覆っていた時代があったと思われる。まさに一木が森を成し、「森ノ宮」の名もそこに由来するのだろう。
 しかし、現在では幹の大半が枯れてしまい、さまざまな茸が生えている状況である。
 いずれは尽きる生命ではあるが、茸だけでもなんとかしてやらないと、幹の腐朽が加速されるのではなかろうか。
 
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