|
|
|
名称 日吉神社の大杉 (ひよしじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 45m(注2)
目通り幹囲 5.7m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福島県南相馬市鹿島区江垂字中館(注3)
〃 3次メッシュコード 5640−47−27
〃 緯度・経度 北緯37度41分25秒
東経140度58分15秒
南相馬市指定天然記念物(1973年12月20日指定)
撮影年月日 2008年8月25日
注1)南相馬市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)2006年1月1日、1市2町が合併して南相馬市誕生。旧行政区は相馬郡鹿島町
中世の中館城址の一角に日吉神社が鎮座している。今も付近一帯に本丸跡や土塁跡が残っているらしい。
案内板によれば、戦国時代(14世紀)、陸奥国司北畠顕家の霊山城が落城した際、家臣桑折五郎元家が、城の守護神山王権現と熊野権現を奉じて落ち延び、ここに山王権現を安置したのが始まりという。
山王杉とも呼ばれる大杉は、社殿の左後方(向かって右)に立っている。樹齢は比較的若そうだ。創建時まで遡るのは無理だろう。
すらっとして、器量のいい大杉である。 |
|