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名称 傘楓 (かさかえで)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 オオモミジ
樹高 3.8m(注2)
目通り幹囲 2.9m(注2)
推定樹齢 460年(注2)
所在地の地名 岩手県久慈市大川目町
〃 3次メッシュコード 6041−25−26
〃 緯度・経度 北緯40度11分34.4秒
東経141度42分28.2秒
久慈市指定天然記念物(1980年11月1日指定)
撮影年月日 2017年5月12日
注1)久慈市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による。幹囲については「胸高周」とされる数値を引用したが、久慈市公式ウェブサイトに載る「根元幹周」は1.92m。根元より胸高が大きいのはこの樹形による(印象としては根元幹周の方が実感に近い)
時宗遍照山海徳院慈光寺は、大川目小学校の北北西約1.3km、谷間(たにあい)の寺である。
2003年8月に設置された案内板によると、開創は仁安3年(1168)。当初は天台宗だったが、永仁4年(1296)、遊行二祖他阿真教(たあしんきょう)上人によって時宗に改宗、以来数度の盛衰を経て今日に至っているようだ。現在は、なかなか立派なお寺さんである。
本堂の手前、向かって右側に左図の傘楓がある。
傘楓の名は、「全体が傘をひろげたような樹形であることから」。
人為が加わったのだろうが、捻れるような、うねるような幹の姿に古木らしい趣きが感じられる。横に伸びた枝先が自然に枝垂れるように見えるのも良い。
なかなか立派な庭園樹である。
なお、参道両脇に立つ「慈光寺の杉並木」も久慈市指定天然記念物。 |
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