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名称 苅万田の地蔵桜 (かりまんだのじぞうざくら)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 福島県石川郡平田村東山字苅万田
〃 3次メッシュコード 5540−64−47
〃 緯度・経度 北緯37度12分39.0秒
東経140度35分44.5秒
平田村指定天然記念物(1973年1月20日指定)
撮影年月日 2020年4月15日
注1)標柱には単に「地蔵桜」と記されていたが(天然記念物指定名称はこれに同じ)、この名は各地でしばしば目にすることから、混同を避けるため地名を冠した
注2)福島県総合緑化センター刊「緑の文化財」による
国道49号から県道140号(石川鴇子線)に入って約1km。苅万田集落に立つ桜。
村の統計書「平田村のすがた(平成30年版)」の説明を引用すると、『徳川時代の初期、館主、鈴木太郎が紀州より転封したとき、熊野神社と地蔵尊をこの地に勧請し、その傍らにサクラを植えたといわれ、いつしか地元の人々から地蔵ザクラと呼ばれ親しまれている』とのこと。
途中で主幹を失い、上部は皮一枚の危うい状態である。支柱が無ければすぐにでも折れてしまいそうなほど。
にもかかわらず、近くで見るときには、やはり老巨木としての迫力がある。さすが幹囲5m超の大桜だけのことはある。
訪ねた時は花とのタイミングがうまく合わず、およそ一分咲き。
それだけが残念。 |
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