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名称 舞鶴公園のホルトノキ
(まいづるこうえんのほるとのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ホルトノキ
樹高 20m(注2) 今はもっと低い
目通り幹囲 5.8m(根回り、注2) 今はもっと細い
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 佐賀県唐津市東城内
〃 3次メッシュコード 5029−17−48
〃 緯度・経度 北緯33度27分12.3秒
東経129度58分43.1秒
唐津市指定天然記念物(1973年11月24日指定)
撮影年月日 2015年4月2日
注1)1993年3月に唐津市が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による
松浦川河口の左岸側に標高62mの満島山(まんとうざん)がある。もとは唐津湾に浮かぶ小島だったが、堆積した砂が海を埋め、陸と繋がったものらしい(陸繋島)。
繋がったのは現在の東唐津、つまり「虹の松原」(国特別名勝)の延長上だったが、江戸時代の初め、唐津藩初代藩主寺沢広高(てらざわひろたか)が東唐津と切り離してここを新たに松浦川の河口とし、満島山に唐津城を築いた。(「虹の松原」も広高の防風林育成政策に出発点があるようだ)
唐津城は舞鶴城とも呼ばれ、現在、城跡は舞鶴公園となっている。
天然記念物のホルトノキは、天守閣までの途中、櫓門(やぐらもん)の先。
ちょうど石垣の工事中で、ホルトノキの近くも立入禁止。左図は、腕を上に伸ばしてフェンス越しの撮影である。
元気だった頃には、地上1mの高さで4幹に分かれ、枝張りは南北23m、東西20mに及んだらしい(唐津市公式ウェブサイトによる説明)。しかし、現在はご覧の通り。まさか石垣工事とは関係ないのだろうが、ホルトノキにいったい何が起きたのだろう。
訪ねるのが遅すぎたようだ。 |
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