ページタイトル:鹿川のソテツ 当サイトのシンボル

画像:鹿川のソテツ 名称 鹿川のソテツ (かのかわのそてつ)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ソテツ
樹高 5.4m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 伝承720年(注1)
所在地の地名 広島県江田島市能美町鹿川(注2)
 〃 3次メッシュコード 5132−23−35
 〃 緯度・経度 北緯34度12分01.9秒
           東経132度26分31.9秒
広島県指定天然記念物(1950年3月22日指定)
撮影年月日 2017年3月28日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)2004年11月1日、安芸郡江田島町と佐伯郡内の3町が合併して江田島市誕生。旧行政区は佐伯郡能美町(のうみちょう)





 市立鹿川小学校の東200mほどにある旧家のお庭に立つソテツ。庭園樹としてのソテツである。
 戦後間もない昭和25年(1950)、広島県における貴重な大ソテツだということで、県の天然記念物となった。
 奥様から撮影許可を得て、お庭に入れていただいた。
 変色した葉が多く、ちょっと元気がなさそうなのが気になる。葉の数も少ない。文化財(天然記念物)指定から70年近くを経て、弱りかけてきたのかも知れない。
 奥様に伺ったところ、新葉を伸ばすため、この1月に古い葉を剪定したとのこと。葉数が少ない理由はわかった。
 家人の愛情に応えて、樹勢がしっかり快復することを期待したい。
 何年か前の台風で、幹が2本折れてしまったそうである。ぞれ以前はもっと立派な姿だったと、奥様は残念そうにおっしゃったが、今でも十分に立派な姿である。
 雌株のソテツで、たくさんの種をつけていた。
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