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名称 金田のネズミサシ (かねだのねずみさし) 名称の典拠 「今日もおでかけ」 樹種 ネズミサシ 樹高 13m(注1) 目通り幹囲 3.3m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 鳥取県西伯郡南部町金田(注2) 〃 3次メッシュコード 5333−03−00 〃 緯度・経度 北緯35度20分37.6秒 東経133度22分44.3秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2020年10月16日 注2)2004年10月1日、西伯郡内の2町が合併して南部町誕生。旧行政区は西伯郡会見町(あいみちょう) 金田集落は朝鍋ダムの西方およそ1.8km。 左図のネズミサシが立つのは、集落南部から南東に向かう谷を400mほど入ったところ。一軒のお宅のお庭の端。 お屋敷の外側からネズミサシの近くまで小道があったので、ちょっと失礼して撮影させていただいた。(無断撮影についてはどうかご容赦を) このネズミサシの幹囲は3.3mに過ぎないけれども、ネズミサシとしてはこれでもなかなかの巨木なのである。 訪問時現在、環境省巨樹データベースにはネズミサシの名前で2本、ネズの名前で7本の登録がある。(標準和名はネズミサシだが、しばしばネズと略称される) それらのなかで幹囲が最大の個体は幹囲450cm。最小は207cmである。このネズミサシは未登録だが、環境省データと比べると、幹囲は9本中で第5位に相当する。(ネズミサシという樹種の認知度はあまり高くなさそうだから、実際には未登録の個体がかなり多いと思われる) ネズミサシは、シンパクと同様、幹の一部が枯れるとその部分が白骨化して、盆栽用語で言うところのジンやシャリとなる。そのため盆栽に仕立てられることもあるようだ。 このネズミサシも、実は全体の半分ほどは既に枯れている。そして、そのまま姿を残している。 遠望した時、頂部に葉がないように見えたのは、そのためであった。 |
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