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名称 神門神社のイチョウ (かむとじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 兵庫県豊岡市日高町荒川(注2)
〃 3次メッシュコード 5334−15−47
〃 緯度・経度 北緯35度27分36.9秒
東経134度43分16.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年10月15日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2005年4月1日、豊岡市に合併。旧行政区は城崎郡日高町
「神門神社」は、どう読めばいいのだろうか。
百済王伝説を伝える宮崎県美郷町の神門神社は「みかどじんじゃ」と読むが、当地の神門神社はそのように読まないようだ。
但馬夢テーブル委員会編「但馬の巨木百選」では「じんもんじんじゃ」。地元で聞いた名は「かんどじんじゃ」。
「かむとじんじゃ」の読み方は、兵庫県神社庁のWEBサイトで紹介されている。「かむと」が「かんと」、さらに「かんど」と転じたのだろうと勝手に解釈して、私のサイトでは標記のように呼ばせていただいたが、あるいは誤っているかも知れない。
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参道脇にはモミ巨木もある |
神社は、集落を南北に貫く県道268号の東隣。大イチョウは県道のすぐ脇に立っている。
「かんどじんじゃ」の読み方を教えて下さった熟年男性のお話では、人や車の通行に危険があってはならないということで、道路側の枝はすべて切断されたということである。
そのため、現在の姿はご覧のとおり。
自分自身が判断して行動し、その結果に自分が責任を負う。自立した人間ならば当然だと思うことだが、とかく他に責任を押しつけたがる世の中になって、押しつけられる側は、たまったものでないこともわかる。大枝の切断を非難するつもりはない。
むしろ根元から伐り倒されなかったことを喜ぶべきなのかも知れない。 |
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