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名称 六社神社のツガ (ろくしゃじんじゃのつが)
名称の典拠 なし
樹種 ツガ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 4.7m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 福井県あわら市宇根(注2)
〃 3次メッシュコード 5436−22−84
〃 緯度・経度 北緯36度14分38秒
東経136度17分50秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年4月6日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2004年3月1日、坂井郡内の2町が合併してあわら市誕生。旧行政区は坂井郡金津町
宇根の六社神社は、北陸自動車道金津インターの北東約1.7km。標高242mの山(山名不詳)の向こうの谷間に鎮座する。
金津インターから行くには、まず国道8号を北に向かい、右折して畝市野々(うねいちのの)の集落に入る(信号機なし)。集落を通り抜けて観音川の谷に入れば、あとは一本道。(細くて頼りなさそうな道だが…)
かつてはここに、補陀洛山畝畔寺(うねでら)という寺があった。今は観音堂が一つ残るのみだが、北国33箇所霊場の第7番とされているらしい。
近隣の篤い信仰を集めていた時代があったのだろうか。観音川の名前もこの「畝畔(うね)の観音さま」に因むのかも知れない。
今は、ずいぶん寂れた感じがする。集落からはいくらも離れていないのだが、印象はまるで深山である。
「観世音」の扁額を掲げる観音堂の左手奥に小さなお社(やしろ)があり、その左手前に標記のツガが立つ。
幹をよじ登る蔓や苔が、周囲の雰囲気にマッチしているように思われた。 |
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